FlexiSpotでスタンディングデスクの天板をDIY

ついに念願のスタンディングデスクを作成しました。

スタンディングデスクは前職で使っていて、すごく気に入っていました。1日が終わると心地よい疲労感があります。また、誰かが軽く自席に来て、やり取りする時もお互いが立って喋れるのが地味に良かった。(在宅では関係がないですが)

引っ越しとAmazonプライムデーという後押しにより、重い腰を上げてやっと動き出しました。今回は、スタンディングデスクの脚を購入し、天板をDIYしました。そのまとめ・手順です。

# 準備編

まずは、作業を始める前にFlexiSpotで天板をDIYするのに必要なものを用意します。

項目 メモ
FlexiSpot (opens new window) 脚。E7。プライムデーで33,600円でした。今5万。買い物上手。
天板 ホームセンターで購入。サイズも自分で好きなようにしてくれる。5,000円くらい。
ワトコオイル 200mlではなく1Lは必要だと思う。供給不足で品切れが多発しているよう。
紙やすり 120番,240番。正直これが必要だったか分からない。
耐水やすり 400番,800番,1500番。面倒だけど、1500番までやると手触りがぜんぜん違う。
ヤスリホルダー nice to haveな物だと思っていたが、完全にmust用品だった
はけ 安いやつだと毛が抜けて面倒。ウエスという布を使うのも一考。
ブルーシート ホームセンターで大きいサイズも意外と安い。
軍手 普通のやつ。白に黄色い点々のやつ。まあ何でも良い。
いらない布たくさん (opens new window) オイルを拭き取るのに必要。しっかりと拭き取らないとベタベタする。

天板は、横幅1800mm, 奥行き800mmにカットしてもらった。こんなに大きなデスクは使ったことがないのでワクワク。デスク上のPCや配線配置はまだしていないが楽しみ。

Amazonなどで細々したものを揃えると高く付くので、ホームセンターで購入するのが良い。今回はFlexiSpotと布以外は全てホームセンターで購入。合計4万円くらいでデスクを作ることができた。安すぎる。

ヤスリホルダーはたまたまホームセンターで見つけたので購入したが、必ず買わないとダメなやつだった。ヤスリがけはかなり体力勝負で、手を抜いてしまうと最終的なアウトプットにも大きく影響してしまう。頑張りポイント。

ワトコオイル (opens new window)は自分の好きな色を選ぶ。公式サイトが分かりやすい。自分は何度も重ね塗りをしたので、実際はだいぶ濃くなった。

# 工程

大きく分けて、「天板の準備」・「FlexiSpotの組み立て」・「天板とFlexiSpotの結合」という3ステップ。

メインは天板の準備。ワトコオイルを塗って都度1時間程度乾かす必要があるのでどうしても時間がかかります。今回は3度塗りした。それ以外のステップは合計1時間もかからないほど簡単にできます。

# 天板の準備

天板の準備は大変です。時間がかかります。ざっくり下記のような感じ。

工程 メモ・感想
紙やすり120番でヤスリがけ 角をしっかり取りながら頑張る。
紙やすり240番でヤスリがけ 頑張ってヤスリがけをする。
1度目のワトコオイルを塗る(表) ガンガン塗っていく。
塗ったら乾くのを待たずに、耐水やすり400番でヤスリがけ すぐにヤスリがけ。勢いを付けすぎてオイルが飛び散らないように注意。
1度目のワトコオイル(表)を1時間乾かす ただひたすらに待つ。
布でしっかり拭く ただ拭く。乾かすために。
2度目のワトコオイルを塗る(表) 1回目よりは量も少なくて良いはず。
塗ったら乾くのを待たずに、耐水やすり800番でヤスリがけ 800番あたりから本当にヤスリがけが大変になる。
2度目のワトコオイル(表)を1時間乾かす ただひたすらに待つ。これが長い。
布でしっかり拭く 意外と不要なオイルが出てくる。
1度目のワトコオイルを塗る(裏) 自分は裏だけ塗られていないのが嫌だったので裏も1度だけ塗った。気にならなければ不要。
布でしっかり拭く 布で拭いて終わり。しっかり乾くようにしっかり拭く。
1度目のワトコオイル(裏)を1時間乾かす 乾かした後の、裏面の耐水やすりは流石にスキップ。
3度目のワトコオイルを塗る(表) 最後のオイル塗り!さすがに飽きてくる。
塗ったら乾くのを待たずに、耐水やすり1500番でヤスリがけ やすりは番号を上げるほどヤスリがけをするのが大変になる。1500番は苦行だった。
3度目のワトコオイル(表)を1時間乾かす このあたりからFlexiSpotの組み立てを開始しても良いが、そんな体力はない。
布でしっかり拭く しっかり拭いて手で触ると1500番の威力に感動。お店で買ったみたいな手触りになる。
完成! 最後は24時間以上待って完成!🎉

本当に本当に面倒だし時間もかかるが、ヤスリがけを1500番までやったのは大正解だった。手触りがびっくりするくらい違う。

3度も塗ったからか天板がベタベタしたが、しっかり布で拭いて最後は24時間以上待つとベタつきは取れた。自分は問題なかったので試していないが、公式によると (opens new window)ベタつきが取れない場合は塗料用シンナーを使うと取れるらしい。

# FlexiSpotの組み立て

FlexiSpotの組み立てはかなり簡単。何も悩む必要ないので、30分もすれば終わる。

考慮ポイントは、スイッチと電源タップを右側にするか左側にするかだけ。そこだけ考えておけば、ただ説明書通りにやるだけで終わる。

# 天板とFlexiSpotの結合

最後に、天板を裏返してFlexiSpotを良い感じに配置して、電動ドライバーでガンガン結合していく。確か12箇所止める必要がある。

この時に自分は家具保護パッド (opens new window)を脚に付けました。床の傷対策。グラグラしやすくなった気がするので、今後イライラしたら外すかも。付けると完成したスタンディングデスクを多少引きずって移動させても問題がないので、そういう面では楽。

# 感想

疲れた。今回は現在の家から新居へ週末に通い作業をしたので、期間としては2週間かかった。実作業自体は2日間。新居にまだ電気も通っていない中、前半作業をしたので辛かった。やすりが本当にしんどい。ただクオリティに直結する作業なので手は抜けない。

天板が5,000円くらいで作成できたのは良かった。1万程度でFlexiSpot公式天板を買うことができることを考えると、正直作るより買ってしまった方が時間・費用対効果は良い。ただ、サイズを完璧に自分好みにできること、傷1つにも愛着が湧くこと、作業自体も楽しいこと、等々を考えるとあまり後悔はない。人生において時間がある時期なら次回もまたDIYをすると思う。次はもっと良い木を買って見ても良いかもしれない。

後悔ポイントとしては、天板のサイズを壁にピッタリにくっつける前提で指定をしてしまったこと。実際には、天板が上下に動くので壁から少し離す必要がある。そうしないと壁が削れに削れる。窓際にぴったりをイメージしていたが少しズレている。